空家3000万円特別控除について
2020年11月21日
相続した空き家をお得に売ろう!!
空家は年々増え続けていて、放置されると衛生上や防犯、景観上に悪影響を及ぼしますので、今では国家レベルで空き家をなくす政策を行っています。空き家の増える要因のひとつに、不動産売却で利益が出ると税率の高い譲渡所得税がかかる事が考えられます。そこで、平成28年より新たに特別控除3,000万円の特例がつくられました。一定の要件を満たせば税金を免除します、という有難い制度なのです。
対象となる不動産とは?
●昭和56年5月31日以前に建てられた家屋
●相続人が相続直前まで住んでいること
注)相続人が長期入院や施設へ入所していた場合でも認められる様になりました。ただし、他人に貸したり親族に住まわせたりすると、被相続人の住居用だったと認められない場合があるので注意が必要です。
●相続発生日から3年経過後の年末までか、2023年12月31日までに売却すること。
●譲渡の対価の額が1億円以下であること
●売却する前に耐震補強(耐震基準に適合)するか、解体更地にすること
まとめ
相続した実家が空き家などになっていて、いずれは売ろうかと考えている方も多いと思いますが、特別控除が受けられる不動産を相続した方は早めに検討された方が良い場合もあるようです。固定資産税や維持管理費が高いと感じていれば、ぜひ売却も検討してみて下さい。不安な点や疑問点等あればぜひ弊社OwlLife(福ろう不動産)までご相談下さい。
専門家を交えてアドバイスさせて頂きます。