よく見る「徒歩〇分」知ってますか?
2020年11月14日
意外と知らない、徒歩1分は何メートル?
宮崎市で中古住宅や新築住宅を探すときに広告でよく見る「宮崎市西池小学校まで徒歩5分」。お子様が毎日通う通学距離ですから、不動産購入の判断基準の一つになると思います。人によって歩く速さは違うのにどうやって決めているのか気になりますよね!実は明確に算出基準が定められているんです。
● 分速80m 1分間で80m
● 1分未満の端数は切り上げ
● 直線距離ではなく道路距離で計算
● 信号待ちや坂道は時間に換算しなくても良い
● 起点は最も近い地点
以上の事を踏まえて計算すると
例) 小学校までの道路距離が500mの場合 500m÷80m=6.25分となり広告表示は【7分】
では、分速80mってどうゆう基準?ってなりますよね。
健康な女性がハイヒールを履いて歩いた時

不動産の表示に関する公正競争規約で定められています。
分速80mという基準は、昭和38年に公正取引委員会で女性職員の1人に廊下を歩かせたときの速度を元に設定しているらしいのです。なんとなく突っ込みどころ満載の様な気がするのは私だけでしょうか(・・? 余談ですが、ハイヒールとは「かかとの位置がつま先よりも7センチ以上高いもの」だそう。
ちょっとした豆知識としては良いかも知れませんね!!(不動産屋さんは別ですが)
まとめ、福ろう不動産からのアドバイス
なんとなく、「徒歩〇分」がわかって頂けたと思います。人それぞれ歩く速さは違いますし、天候や体調、持っている荷物によっても変わってきますし、坂道や信号、(開かずの踏切とか)で大きく異なります。学校や職場までの徒歩所要要時間は生活環境に大きく関係してきますので、不動産広告の「徒歩〇分」は参考数値と捉えて、実際に歩いて確認を行うようにしましょう。車では気づかなかった事を発見出来るかもしれませんし、実際に住み始めた後に後悔しない為にもっ!!